先日「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7」がリリースされました。
3年7ヶ月ぶりのメジャーアップデートです。
Server用途であればRedHatのサイトでユーザ登録をすると30日間のお試しが可能です。
Fedoraを追っかけているユーザであれば、インストーラで迷うことはないのですが、そうではないユーザの場合は、かなり面食らうことになるでしょう。
インストール時に選択できるオプションがやたらと少ないです。
しかし一番大きな変更点は、サービスの起動がinitdからsystemctldに変更されたことでしょう。
予備知識無しではhttpdすら起動できません。
runlevelって考え方すらありません。
あとは標準のファイルシステムがext4からxfsに変更されています。
ファイルシステムは普段使う分には意識する必要はありません。
仮想OSを動かす場合など、巨大なファイルを使用する場合に体感速度が上がってるような気がします。
さて、そうなるとRHEL互換OSの動きが気になるところですが、大本命はやはり、
「CentOS 7.0」ではないかと思います。
公式サイトでもCentOS 7.0の特設ページまで設置されていて、やる気満々のご様子。
現在「Nighty Build」となっています。
「Oracle Linux 7.0」も結構早めにリリースしてくるのではないかと思います。
「Scientific Linux 7.0」はそこそこ落ち着いてからのリリースではないでしょうか?
今回のRHEL7のリリースでは先行して、beta版やRC版がリリースされていたので、互換OSのリリースも多少は早いかもしれません。
「StartCom Linux」は5.0こそ早かったものの今は6.xシリーズすらありません。
「Whitebox Enterprise Linux」はドメインごと消失してます。
話題をRHELに戻します。
リリース後にアップデートがどれぐらい出てるか確認しようとしたら、/etc/yum.repos.d/ が空っぽです。
どうやらアップデートさせる気はなさそうです。
まぁ、メジャーアップデート直後はさすがに怖いので、サーバ運用で使えるようになるのは来年ぐらいでしょうか?
2014-06-28追記
Oracle Linux 7 RC がリリースされてました。
2014-07-08追記
CentOS 7 がリリースされました。 CentOS公式サイト
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