WEB開発の現場で カテゴリの記事
物量作戦をもって、日一日と数を増し、我が家の包囲網を展開する敵USB勢。
それらを迎え撃つべく新兵器を緊急配備することになりました。
その名も
「高磁力外部増設型10連装式ユニバーサル・シリアル・バス-ハブ」
(愛称はELECOM U2H-Z10SBKちゃん)
強力な磁力でスチール製の机の脚にスッキリ装着。
圧倒的な拡張性で従来製品を凌駕!
するつもりでしたが……
「あれれ?これってUSB2.0じゃないかしら?」
すみません。よく見ないで買ってきました。
勢いで買ってきたはいいものの、
「いくらなんでも、10個同時につなげっぱなしにするほどだらしなくないし……」
「大体、PC以外にUSB3.0の製品もってないから問題ない。」
ってなわけで、手持ちのUSB機器全部差してみても持て余し気味だったとさ。
めでたしめでたし。
最近、脳が動脈硬化を起こし始めたのか、なかなか柔軟な発想ができません。
ここは「脳の柔軟体操」も兼ねて「趣味の数学」を始めてみたいと思いました。
およそ四半世紀ぶりに「大学への微分・積分」という数学の本を開いてみます。
いきなり2ページ目でノックアウトです。
X={ 0でない項が有限個しかない数列の全体 }, R={ 実数全体 }とするとき, k ∈ R として
{ an } ∈ X, { bn } ∈ X ⇒ { an + bn } ∈ X, { an - bn } ∈ X, { kan } ∈ X
であることをしめせ。
わけわかりません。
いや、「しめせ」って言われても、なんとなくそんな感じでしょ。
え?それじゃダメなの?
なんか自信がなくなりました。逆効果だったようです。
ところで、この本。買った時は2,000円だったのですが、Amazonで調べてみると、中古で6,000円〜25,000円で取引されているようです。
あぁ……。そんな計算ばかりする大人になってしまいました。
以前にもご紹介しましたがCASIOの関数電卓「fx-451M」がそろそろやばいです。
油断してるといつのまにか、2進数とか16進数で計算してたり、太陽電池の部分がちょっと影になると計算結果がクリアされます。
まぁ、関数電卓と言っても難しい計算に使っているわけではなく、割り算の順序間違えた時に1/χさせたり、計算値とメモリの内容を入れ替えたりする程度なのですが…。
そこでamazon.co.jpで「関数電卓」を検索してみると、
価格崩壊
が起こっているではありませんか
3000円前後でゴロゴロ転がっていますし、中には1000円をきるものまである始末です。
そうなってくると物欲がふつふつと湧いてきて高級品に目が行ってしまします。
18000円程度でTexas InstrulmentのTI-Nsprire CX CAS やHPのPrime Gprapfhing Calculatorといったカラー液晶でグラフ表示、CAS(数式処理システム)、プログラム機能が搭載された物が販売されています。
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でも、その価格だったら
Androidのタブレットが買えるじゃないですか。
で、Androidのアプリを探してると、関数電卓アプリめっけました。
RealCalc Scientific Caluculator
無料です。素敵です。しかも
逆ポーランド記法
での計算にも対応しています。
しばらくはこれで遊んでみようと思います。
でも、やっぱ専用機にはかなわないよなぁ…。
まぁ、最近の世は「html5だ」「canvasタグが熱い」とか言ってるわけなんですが、
私はSVGの方が好きなんです。
上のサンプルはJPEGです。(SVGだと.1MBありましたので挫折)
ざっくり両者を比較すると、
html5のcanvasタグ
とりあえず、htmlで<canvas>って置いといて、あとはJavaScriptでゴリゴリ描いちゃおうぜ。
プログラムわかんない?じゃ、諦めて。
あと、基本ラスタデータだから拡大して綺麗に表示させたい時は再描画してね。
SVG(Scalable Vector Graphics)
とりあえず、xmlで定義しとくから、かろうじて人間でも読めるでしょ?
だから貧乏人はテキストエディタでゴリゴリ描いてね。
ベクタデータだから拡大しても綺麗だけど、表示小さくしたからといってファイルサイズは変わんないよ。
JavaScriptも書けるようにしといたから、書きたい人は書けば?
うーむ、ざっくりしすぎでしょうか?
コンセプトがまったく別物なので単純比較はできませんし、逆に住み分けの方が現実的です。
と、ここで結論づけてしまうとみもふたもないので、もう少しSVGについて詳しく主観的に続けます。
SVGは、2001年にW3Cから勧告されたものの、しばらくはまともに表示される環境がありませんでした。
一時期Adobeのプラグインが標準になりかけましたが、儲からないことに気づいた(?)Adobe社はさっさと撤退してしまいました。
実際ベクタデータが主流になっちゃうと困っちゃう人たちも多いんです。
そういうわけでSVGはオープンソース界隈でじわじわと浸透が進んでいきます。
現在LinuxのGUI環境ではSVGのアイコンが普通に使われています。
で、どちらかというとプログラマよりな私がSVGを好きな理由は、
「自分がデザイン触らなくていいから」
そう、楽なんです。
「サーバサイドでガーッとデータ取り出して、ネットワークでドバーッと流して、細けぇことはブラウザでやってくれぃ!」
って感じが最高です。
SVGにもJqueryみたいなものがあれば、一気に人気がでるのではないかと思っています(一部は動くらしいです)。
思ってるなら自分で作れと言われそうですが…。
と私が絶賛するSVGもInternet Explolerで実装されるのは、IE9以降です。
その他のブラウザはもっと早くに対応しています。
しかも、Windows7リリース時のウェブブラウザはInternet Exploler8。
で、そのWindows7のサポート終了は2020年1月(延長サポート)…………。
あと6年はSVGだけにターゲットを絞って開発とかはできなさそうです。
(もちろん専用アプリケーションは別です)
まぁ、html5はまだW3Cから正式勧告すら出ていない状況(2014年が目標らしいです)なので、html5だけにターゲットを絞れるのはいつになるやらわかりません。
それでも来たるべき日のために、仕事中にこっそりとSVGやらcanvasタグやらを技術検証しています。(※遊んでるようにも見えます。)
今回は巷で最強のPHP向けIDE(統合開発環境)と噂される「PhpStorm」のレビュー(?)です。
正直に言いますと、
今まで私はIDE(統合開発環境)と言われるものが嫌いでした。
IDEというとVisualStudioのイメージが強く、あの自由度のない画面がどうしても好きになれませんでした。
当然MS Office系のVBAの編集画面も好きではありません。
Eclipseも使ってみましたがイマイチしっくりしません。
IDEではないかもしれませんが、Dreamweaverの編集画面は好きです。
ただ、Dreamweaverはタブがいうこと聞かないので使ってません。(多分設定方法がわかってないんだと思いますが)
あと、中途半端なビューアーも必要ありません。
そもそも初めてIDEと言われるものに触れたのはTurbo PascalのIDEで、BASICインタプリタのスクリーンエディタと16進ダンプ入力しか知らなかった私は「こんな快適な開発環境があったのか」と大変な衝撃を受けたものでした。
当時でも「PascalのIDEを買うと、おまけにコンパイラが付いてくる」と言われたほどでした。
価格は3〜4万だったでしょうか?同時期の富士通のアセンブラは12〜13万円と個人でホイホイ買えるものではありませんでした。
で、前置きが長くなってしまいましたが、今回試したのがPhpStormというPHP向けのIDEです。
まだお試し期間中なので深いところまでは使い込んでいないのですが、これは間違いなくTurboPascalのIDE以来の感動です。
まぁ、本格的なプロジェクト管理もできるIDEということで、とっつきにくい部分はありますが、プロジェクト設定さえしてしまえば、あとはゴリゴリとプログラミングに集中できます。
このあたりは前回ご紹介したSublime Textとは明確にコンセプトが違う部分でしょう。
プラグインも豊富にあるのですが、だいたい使いそうなものはインストールした時点で入っています。
当然ですがサーバとの連携もきちんとできていて、WEB開発で意外と時間(リソース)を消費する「ディレクトリの徘徊時間」が格段に少なくなります。
唯一残念なところは「メニューが英語」ってところなんですが、使い方をググるとたいていは英語のメニューで説明が見つかるので、下手に日本語化されていないほうが迷わないかもしれません。
Sublime Textの時は日本語化してわけがわからなくなりました。
そもそもプラグラミング自体が英単語を並べてるようなものなので、メニューを脳内でカタカナ変換すればどうにかなるレベルではありますが。
何が強力かというと、コードヒンティングや変数・関数の補完機能は当然ですが、一番はやはりローカルでの履歴管理機能でしょう。
デフォルトの設定で定期的にスナップショットが残され、変更履歴が視覚的に表示されます。
うっかり古いプログラムをサーバからダウンロードして上書きしてしまった場合でも、簡単に元の状態に戻せます。
また、サーバ上のプログラムとの差分も簡単にみることができます。
今どきのIDEとしては当たり前な機能ですが、SubversionやGitにも対応し大規模なプロジェクトにも活用できそうです。
もちろんZen Codingもバリバリです。
{やっほー!繰り返すよ!}*2000000
とかやると固まるのでやめましょう。(いや、ほんとに)
「こんな素敵な開発環境、やっぱりお高いんでしょう?」
ええ、やっぱりちょっとお高いです。
個人利用で$99です。
業務利用となると$199ですが、個人で購入して勝手に職場の環境にインストールするのは個人ライセンスでよさそうです。
さすがに勝手にインストールは内規的にアウトだと思いますので、導入の際はセキュリティ担当者にお伺いをたてましょう。
それから、学生さんは$19。オープンソースプロジェクトの開発者や教育機関向けには無料のライセンスが用意されています。
あとは姉妹製品に「WebStorm」というものがあり、これは「PhpStorm」の下位バージョンでPHP関連の機能はありません。
最初に「WebStorm」を買っておいて「PhpStorm」にアップグレードするオプションもありませんので、PHPを使う可能性のある人は素直に「PhpStorm」を買いましょう。
この製品は久々に自腹を切ってもいいかなと思わせる製品でした。
それにしても最近は黒いインタフェースが流行りなんですかね?
Adobeの製品も最新版をみたら真っ黒になってましたし、前回のSublime Textも今回のPhpStormも黒に近いグレーが基本のようです。
調子に載って全部真っ黒にして使ってます。あと最近老眼っぽいので、字も大きめ。
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