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TK の記事

【Androidで関数電卓】CASIOのがそろそろやばいです。

IMAG0101.jpgのサムネール画像

以前にもご紹介しましたがCASIOの関数電卓「fx-451M」がそろそろやばいです。

油断してるといつのまにか、2進数とか16進数で計算してたり太陽電池の部分がちょっと影になると計算結果がクリアされます。

まぁ、関数電卓と言っても難しい計算に使っているわけではなく、割り算の順序間違えた時に1/χさせたり、計算値とメモリの内容を入れ替えたりする程度なのですが…。

そこでamazon.co.jpで「関数電卓」を検索してみると、

価格崩壊

が起こっているではありませんか

3000円前後でゴロゴロ転がっていますし、中には1000円をきるものまである始末です。

そうなってくると物欲がふつふつと湧いてきて高級品に目が行ってしまします。

18000円程度でTexas InstrulmentのTI-Nsprire CX CAS  やHPのPrime Gprapfhing Calculatorといったカラー液晶でグラフ表示、CAS(数式処理システム)、プログラム機能が搭載された物が販売されています。

ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でも、その価格だったら

Androidのタブレットが買えるじゃないですか。

で、Androidのアプリを探してると、関数電卓アプリめっけました。

RealCalc Scientific Caluculator

realcalc.png

無料です。素敵です。しかも

逆ポーランド記法

 での計算にも対応しています。

しばらくはこれで遊んでみようと思います。

でも、やっぱ専用機にはかなわないよなぁ…。

 

【SVG】<canvas>よりも好きなんです。

c_curve.jpg

 

まぁ、最近の世は「html5だ」「canvasタグが熱い」とか言ってるわけなんですが、

私はSVGの方が好きなんです。

上のサンプルはJPEGです。(SVGだと.1MBありましたので挫折)

ざっくり両者を比較すると、

html5のcanvasタグ

とりあえず、htmlで<canvas>って置いといて、あとはJavaScriptでゴリゴリ描いちゃおうぜ。

プログラムわかんない?じゃ、諦めて。

あと、基本ラスタデータだから拡大して綺麗に表示させたい時は再描画してね。

SVG(Scalable Vector Graphics)

とりあえず、xmlで定義しとくから、かろうじて人間でも読めるでしょ?

だから貧乏人はテキストエディタでゴリゴリ描いてね。

ベクタデータだから拡大しても綺麗だけど、表示小さくしたからといってファイルサイズは変わんないよ。

JavaScriptも書けるようにしといたから、書きたい人は書けば?

 

うーむ、ざっくりしすぎでしょうか?

 

コンセプトがまったく別物なので単純比較はできませんし、逆に住み分けの方が現実的です

と、ここで結論づけてしまうとみもふたもないので、もう少しSVGについて詳しく主観的に続けます。

 

SVGは、2001年にW3Cから勧告されたものの、しばらくはまともに表示される環境がありませんでした。

一時期Adobeのプラグインが標準になりかけましたが、儲からないことに気づいた(?)Adobe社はさっさと撤退してしまいました。

実際ベクタデータが主流になっちゃうと困っちゃう人たちも多いんです。

そういうわけでSVGはオープンソース界隈でじわじわと浸透が進んでいきます。

現在LinuxのGUI環境ではSVGのアイコンが普通に使われています。

で、どちらかというとプログラマよりな私がSVGを好きな理由は、

「自分がデザイン触らなくていいから」

そう、楽なんです。

「サーバサイドでガーッとデータ取り出して、ネットワークでドバーッと流して、細けぇことはブラウザでやってくれぃ!」

って感じが最高です。

SVGにもJqueryみたいなものがあれば、一気に人気がでるのではないかと思っています(一部は動くらしいです)。

思ってるなら自分で作れと言われそうですが…。

と私が絶賛するSVGもInternet Explolerで実装されるのは、IE9以降です。

その他のブラウザはもっと早くに対応しています。

しかも、Windows7リリース時のウェブブラウザはInternet Exploler8。

で、そのWindows7のサポート終了は2020年1月(延長サポート)…………。

あと6年はSVGだけにターゲットを絞って開発とかはできなさそうです。

(もちろん専用アプリケーションは別です)

まぁ、html5はまだW3Cから正式勧告すら出ていない状況(2014年が目標らしいです)なので、html5だけにターゲットを絞れるのはいつになるやらわかりません。

それでも来たるべき日のために、仕事中にこっそりとSVGやらcanvasタグやらを技術検証しています。(遊んでるようにも見えます。)

 

 

【PhpStorm】巷で噂のPHP向け最強IDE(統合開発環境)

phpstorm1.png

今回は巷で最強のPHP向けIDE(統合開発環境)と噂される「PhpStorm」のレビュー(?)です。

正直に言いますと、

今まで私はIDE(統合開発環境)と言われるものが嫌いでした。

IDEというとVisualStudioのイメージが強く、あの自由度のない画面がどうしても好きになれませんでした。

当然MS Office系のVBAの編集画面も好きではありません。

Eclipseも使ってみましたがイマイチしっくりしません。

IDEではないかもしれませんが、Dreamweaverの編集画面は好きです。

ただ、Dreamweaverはタブがいうこと聞かないので使ってません。(多分設定方法がわかってないんだと思いますが)

あと、中途半端なビューアーも必要ありません。

そもそも初めてIDEと言われるものに触れたのはTurbo PascalのIDEで、BASICインタプリタのスクリーンエディタと16進ダンプ入力しか知らなかった私は「こんな快適な開発環境があったのか」と大変な衝撃を受けたものでした。

当時でも「PascalのIDEを買うと、おまけにコンパイラが付いてくる」と言われたほどでした。

価格は3〜4万だったでしょうか?同時期の富士通のアセンブラは12〜13万円と個人でホイホイ買えるものではありませんでした。

で、前置きが長くなってしまいましたが、今回試したのがPhpStormというPHP向けのIDEです。

まだお試し期間中なので深いところまでは使い込んでいないのですが、これは間違いなくTurboPascalのIDE以来の感動です。

まぁ、本格的なプロジェクト管理もできるIDEということで、とっつきにくい部分はありますが、プロジェクト設定さえしてしまえば、あとはゴリゴリとプログラミングに集中できます。

このあたりは前回ご紹介したSublime Textとは明確にコンセプトが違う部分でしょう。

プラグインも豊富にあるのですが、だいたい使いそうなものはインストールした時点で入っています。

当然ですがサーバとの連携もきちんとできていて、WEB開発で意外と時間(リソース)を消費する「ディレクトリの徘徊時間」が格段に少なくなります。

唯一残念なところは「メニューが英語」ってところなんですが、使い方をググるとたいていは英語のメニューで説明が見つかるので、下手に日本語化されていないほうが迷わないかもしれません。

Sublime Textの時は日本語化してわけがわからなくなりました。

そもそもプラグラミング自体が英単語を並べてるようなものなので、メニューを脳内でカタカナ変換すればどうにかなるレベルではありますが。

何が強力かというと、コードヒンティングや変数・関数の補完機能は当然ですが、一番はやはりローカルでの履歴管理機能でしょう。

デフォルトの設定で定期的にスナップショットが残され、変更履歴が視覚的に表示されます。

うっかり古いプログラムをサーバからダウンロードして上書きしてしまった場合でも、簡単に元の状態に戻せます。

また、サーバ上のプログラムとの差分も簡単にみることができます。

今どきのIDEとしては当たり前な機能ですが、SubversionGitにも対応し大規模なプロジェクトにも活用できそうです。

もちろんZen Codingもバリバリです。

{やっほー!繰り返すよ!}*2000000

とかやると固まるのでやめましょう。(いや、ほんとに)

「こんな素敵な開発環境、やっぱりお高いんでしょう?」

ええ、やっぱりちょっとお高いです。

個人利用で$99です。

業務利用となると$199ですが、個人で購入して勝手に職場の環境にインストールするのは個人ライセンスでよさそうです。

さすがに勝手にインストールは内規的にアウトだと思いますので、導入の際はセキュリティ担当者にお伺いをたてましょう。

それから、学生さんは$19。オープンソースプロジェクトの開発者や教育機関向けには無料のライセンスが用意されています。

あとは姉妹製品に「WebStorm」というものがあり、これは「PhpStorm」の下位バージョンでPHP関連の機能はありません。

最初に「WebStorm」を買っておいて「PhpStorm」にアップグレードするオプションもありませんので、PHPを使う可能性のある人は素直に「PhpStorm」を買いましょう。

この製品は久々に自腹を切ってもいいかなと思わせる製品でした。

それにしても最近は黒いインタフェースが流行りなんですかね?

Adobeの製品も最新版をみたら真っ黒になってましたし、前回のSublime Textも今回のPhpStormも黒に近いグレーが基本のようです。

調子に載って全部真っ黒にして使ってます。あと最近老眼っぽいので、字も大きめ。

phpstorm2.png

 

【Sublime Text 3】人気上昇中のテキストエディタ

sublimetext3.png

最近海外のWEB開発者やプログラム開発者の間で人気上昇中のテキストエディタ「Sublime Text 3

気になってはいたのですが日本語の資料が少ないので、自分でちょっと試してみました。

話題になり始めたのは去年の夏頃。

それまで$70だった「Sublime Text 2」が「Sublime Text 3 Public Beta」として無料でダウンロードできるようになりました。

Windows版、Mac OS X版、Linux版があるようですが、まずはWindows版でテスト。

インストール自体はなんの問題もなく完了。

起動させてみたところ、デフォルトの画面の色は黒ベースでなかなか渋い。

アイコン付きのツールバーなんてヤワなものはついてません。

メニューは当然英語です。

これが一つ目のハードル。

次には「Sublime Text」の最も大きな特徴の一つとして、

カスタマイズ性の高さ

が、あります。

逆に言うと、

カスタマイズしないと使い物になりません

これが二つ目のハードル。

カスタマイズするためには、

所定のテキストファイルをゴリゴリっと

 書いていきます。

これが三つ目のハードル。

さらにとどめが、

本語の入力にはプラグインが必要です。

Linux版では、そのプラグインすらありません。

Windows版で日本語入力を入力するためには「PluginIME」ってプラグインが必要です。

そのプラグインをインストールするためには「Package Control」というプラグインが必要になります。

そのプラグインをインストールするためには、「Package Control」の配布サイトからPythonスクリプトを拾ってきて、プラグインフォルダのなかにぶち込むのですが、ぶち込み先がWindowsデフォルトの設定では非表示になってるフォルダだったりします。

うむー。めんどくさい…。

日本で話題にならないわけです……。

あと、いろいろ調べてみると開発元の評判もあまり芳しくありません。

前バージョンではなかなかアップデートがされないとかなんとか…。

出来がいいだけに残念です。

エディタ自体はさくさく動くし、自動補完機能もなかなか優れています。

Emmet」のプラグインを入れれば、Zen Coding でHTMLの作成が飛躍的に向上しそうです。

Zen Codingに関しては当社「ほかちゃん」が最近いたく気に入っているようですので、近日中にきっと記事があがると思います。

これがずっと無料ならなぁ…。

これに$70出すのであれば、$99でPhpStorm買ったほうがいいかも。

PhpStormに関しては次回のブログでご紹介するかもしれません。

もし両方使えるとすれば、

ぱぱっと書けるようなプログラムはSublime Textで、

がっつりIDEっぽいことやるのであればPhpStormという使い分けもいいですね。

 

 

【Fedoraさんがまたやらかしてます】LibreOfficeのアップデートができない

yum_update.jpg

まぁ、よくあることなんですが、

Fedora 20 のLibreOffice がアップデートできません。

昨日の出来事なんですが、コミュニティにはすでに情報が流れていました。

かいつまんでご説明すると。

yum update すると、libcmis-0.4.so.4がないって怒られる〜」

libcmis-0.4.so.4Rawhide(開発版)にしか入ってないよ」

「対応待つか、開発版拾ってくるしかないね」

「んじゃ、別に困ってないから待つわ〜」

ってなやりとりがかわされてます。

さすが「世界の人柱たち」です。

慣れた感じです。

 

2月25日追記

早朝には対応策がうたれ、無事アップデートできるようになってました。

 

そういえば、先月のkernel-3.13へのアップデートでも、

「うへぁ、vmwareが動かないよー」

って時に、数時間後には掲示板上でパッチが公開されていました。

 

オープンソースの中の人たちには頭がさがります。

私も何か貢献できればいいのですが。

とりあえず、クラッシュのレポートとか、make test の結果とかは送信するようにしています。

 

こんなときはどうしようもありません。

yum_update1.jpg

「ツンデレ」っていうか「ツン」です。

「デレ」的要素がありません。

 

なんだかんだ言って、私もそういうのを結構楽しんでたりしてます。

ご安心ください。

お客様の環境にはそんな恐ろしい物は入れませんから。

でも、お客様から頼まれたら……。

 

 

 

とりあえず、1回はとめます。