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白髪登りて山に親しみ

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どうもiWaです。
思うところがありまして、九州山地の南端にあたる白髪岳に登ってきました。

白髪岳の登山口へ向かう途中、曲がりくねった林道をから少し横道に入った処にある、千望展望台にまずは寄ってみました。

kiriumi.jpgのサムネール画像普段なら球磨盆地が見渡せるこの展望台、午前中の時間帯だったこともあり、盆地を覆う霧が、さながら雲海のように眼下に拡がっていました。 球磨盆地の横断する球磨川の影響で、冬の風物詩とも云えるこの霧、鳥瞰するとここまでみっしりと盆地を隙間無く埋め尽くしているのかと、あらためて驚かされました。

tozanguchi.jpg展望台からまた林道に戻り、登山口に到着すると、すでに数台の自動車が停まっていて、登りやすい山として人気があることが伺い知れます。


登山口から山頂までは2時間弱のトレッキング。大勢の登山客によって踏み締められた確りとした道行きは、四隣に迫る木々の根がまるで自然の階段となって、山道を登る手助けをしてくれます。ただ、堆積した落葉に隠れた根瘤に、忘れた頃につまづかされるのは、山の神様の児戯めいた挨拶なのだろうか。

zinja.jpg山頂付近の三池神社に到着した頃には、さすがに気温も下がり、雪が残る道すがら、手付かずの樹林帯に癒やされつつ、処々に植林や間伐の跡も見られ、多くの人の手によって保護がされている様が見て取れました。ただ、山頂に近付くにつれて枯れ木や倒木が多くなっていくのは、どうやら酸性雨の影響のようです。

sancho_fukei.jpgいよいよ山頂に到着!

sancho.jpg白髪岳は標高1,417m。
雪で冠雪した山容が、老人の白髪頭を連想することから命名されたとのこと。

 sancho_chobou.jpg山頂からの眺望はまさに絶景でした。

二つ見える高い山は、左側の尖った山が坂本龍馬が引き抜いたと云われる逆矛が刺さった高千穂峰、右側が霧島連峰最高峰の韓国岳になるようです。次はあの山々にも登ってみたい?