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エッチング、メゾチント...版画の技法はたくさんありますね

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今、熊本県立美術館で

「ピカソ─版画に魅せられた巨匠─」展 が行なわれていますね。
~5月18日(日)のまでの開催。早めに観にいきたいなぁと考えております。

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TKUテレビ熊本サイト ピカソ展より

パブロ・ピカソと言えば「アビニヨンの娘たち」とか「ゲルニカ」などの
キュビズムの油彩が一般的なイメージでしょうか。
鎌が初めてピカソの作品を認識したのは、「息子ポールの肖像」だったように思います。
(何かの教科書に載っていたような...。)

今回は(タイトルからして)版画に焦点を当てた展示のようですね。
初期から円熟期までの138点で版画家としての創造の軌跡をたどるそうです。
前に、学芸員さんの「美術館に“ニセモノ”はありませんよ。」と
ルノワールの前で聞いた言葉に「確かにそうなんだよね・・・」としみじみ思ったことがあります。
そんな訳で、本物に触れる機会を楽しみにしたいと思います。

版画といえば、熊本県立美術館は、
郷土ゆかりの版画家・彫刻家 浜田知明さんの作品を多く収蔵されています。
2Fに展示室がありまして、定期的に作品の入れ替えを行ないながら常設展示されています。
浜田知明さんは戦争体験をもとにした「初年兵哀歌」シリーズなどで評価され、
イタリアのウフィツィ美術館にも作品が収蔵されている世界的にも評価されている方です。
ご高齢ですが今もご活躍中です。

ピカソ展、
行かれる方は是非、浜田知明作品も一緒に鑑賞されてはどうでしょうか?