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Google Chromeがスパイウェアの温床となる!?

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WEB開発をやっていると必ずお世話になるのがブラウザ

IEFirefoxGoogle ChromeSafariOpera、さらにそれらのバージョン違いなどなど、互換性チェックのためにいろいろ使い分けています。

不特定多数のWEBサイトとなるとやはりIEでしっかり表示できるのは当たり前として、Firefoxの「WEBコンソール」やGoogle Chromeの「要素の検証(←正式名称は知らない、ぐぐってもわからない)」が開発には便利でよく使っています。

そしてまたまた仕事柄、どういう情報がブラウザとサーバ間で流れているかパケットの監視をすることがあるのですが、Google Chromeで検証をしている時に怪しげなパケットを発見しました。

なにやらネット通販のサイトに接続している形跡があります。

接続先からすぐにGoogle Chromeの「拡張機能」に思い当たるフシがあり、その「拡張機能」を無効にすると、その通信は止まりました。

それにしても恐ろしい話です。

Google Chromeの拡張機能を悪用されると、その拡張機能をインストールしたユーザの閲覧履歴が丸見えになっちゃうわけです。

もう立派なスパイウェアです。

Google Chromeが悪いわけではないのですが、悪意のある人間にとっては利用しやすいセキュリティホールになってしまいます。

今のところこの件で大きなニュースはないものの、今後はGoogle Chromeの拡張機能、もちろん他のブラウザのプラグインなどにも十分注意する必要がありそうです。

 

ってなわけで前回の「実用にならないアルゴリズム」のクイズの答えです。

AとBにそれぞれ数字が入っています。

条件分岐「if」を使わずに、どうやればAとBの最小値をとれるでしょうか?

もちろんMin関数など論外です。

答えは、

(A+B−|A−B|)÷2

です。

なかなか意地悪でしょ?

証明?なんとなくイメージしてください。そもそもこんなのがプログラムに現れた時点で何か間違ってます。たぶん。

こんなアルゴリズムはオーバフローの原因になりますのでやめましょう。