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社員ブログ

奥深い日本の伝統文化のひとつ

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3月3日はひな祭り 
女子の健やかな成長を願いお祝いする日です。
はい、鎌も一応女子なので少し意識する日となります。

年中行事の一つである雛祭りの起源も複数存在して、いつ頃から始まったのか判然しないそうです。
だだ、平安時代に行なわれていたという記録が現存しているそうですね。
(今から約900年以上前になるのでしょうか) 歴史のあるものですね。

ふと、家にあるお雛様達が気になりました。いつから飾っていないのか。
人形用の防虫剤を入れて収めてから数年。どうなっているのでしょうか。
着物とかにカビとか、虫が付いたりとか、色々なっているのでしょうか。

カワイソウなことをしておりますね。

 

..............そう、この間 
組紐で作られた帯、組帯というものを見せていただきました。
この「組紐」、たいへん歴史の古いものだそうで、
古代 平安貴族が用いた礼服、束帯などにも使われていたそうです。

k20140303.jpg

糸を斜めに交差しながら組んであります。
紐というだけあって今の帯の幅と比べ細いものなのですが、この組帯というものは、その組紐をつなぎ合わせて帯にしたという代物です。

構造的に柄にすることは難しいので、幾何学的な模様ばかりになりますが、着物の柄を選ばず合わせやすく、締め心地もよくて、シワになりにくいものだそうです。
格なども歴史のあるものですので、格調高い帯のようですよ。

金糸入りの全通袋帯など数々あり、(お値段はともかく)
素敵な帯だなぁと、トキメイてまいりました。

歴史や流れが、色々あったらしいこの組紐。
奥深い、日本の伝統工芸品ですね。


と、一人で勝手に盛り上がってしまいそうな話ですので、この辺で。
失礼します。